世界を滅ぼしたい君は麻婆豆腐

タチ

※本作はタチの個人誌作品の電子書籍版となります。漫画38P 空が赤く、泥のようになってる。 授業中、居眠りしていた女子高生のタカンナは、寝起きのぼんやりとした頭で思った。 (なんか…アレに似てる) そう、それは昨日食べたばかりの…。 涎が出てくる大好物。 クラスは大騒ぎ。それもそう、昼下がりの午後、突如として直前までの青空が消え失せ、空が赤黒い泥のように染まったのだ。 スマホを勝手に見る他の生徒は、昼夜関係なく、全世界で空がこの色に変わったらしいと、授業中にも関わらず話している。 先生は困惑。クラスを沈めるのに必死だ。 「凄いでしょ?」 クラスメイトで親友のマァコがニコリと話しかけてきた。 ぼんやりとした頭だったが、その言葉に違和感があるのはすぐ気づいた。 それはまるで…彼女がこれを起こしたような…。 マァコはイタズラっぽく言葉を続けた。 「わたし、世界を滅ぼすことにしたんだ」 ある日突然滅びを目の前にした世界で、「滅ぼしたい」少女のマァコとその親友で一般人のタカンナ、二人のセカイ系百合。

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